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「朝一のコーヒーはよくないと聞くけど、結局いつがベストなんだろう？」
「コーヒー好きだけど、どれくらい飲んでいいんだろう？」
そんな疑問をお持ちではありませんか？
朝にコーヒーを飲みたい筆者がいろいろ調べたので、まとめました！
- 朝にコーヒーを飲むベストタイミングは、起きてから1～2時間経った頃
- 1日に飲めるコーヒーの量は、健康な成人なら約600ml
- 夜によく眠りたいなら、コーヒーを摂取する時間は寝る時間の5～8時間前まで
順番に解説していきます。
時間帯で解説されているものもありますが、起床時間も様々なので、起きてから1～2時間後がベストであるとご紹介します。
起きてすぐ飲みたかった…
起きてすぐのコーヒーは体のコルチゾールの分泌を邪魔するのよ！
コーヒーを飲むときに気をつけるポイントはこの3つ。
- 寝起きは水or白湯で水分補給をする
- 空腹時を避けるために、朝食後にコーヒーを飲む
- 起床後1～2時間くらいは、コーヒーは飲まない
理由を1つずつ解説します。
① 寝起きは水or白湯で水分補給をする
コーヒーにはカフェインによる利尿作用があるため、起きてすぐに飲むものには適していません。
寝ている間に、体は寝汗や呼吸で水分が出た状態になっています。
寝起きには、水や白湯などカフェインが入っていないもので水分補給をしましょう。
寝起きにコップ1杯くらい飲むといいわよ！
② 空腹時を避けるために、朝食後にコーヒーを飲む
コーヒーに含まれているクロロゲン酸という成分には、胃酸の分泌を促進する働きがあります。
空腹な状態はもともと胃酸が多い状態なので、さらに胃酸が分泌されてしまうと胃痛の原因になります。
カフェインが原因ではないので、ノンカフェインコーヒーでも空腹時には避けた方がよいです。
また焙煎されることでクロロゲン酸が減少するので、浅煎りより深煎りの豆を選ぶと胃への負担を減らすことができます。
黒い方が胃に優しいのは、意外ですね
胃への負担が気になる人は深煎りを選びましょ！
朝食後に飲むことで、コーヒーの胃酸の分泌を促進する働きが消化を助けることに役立ちます。
ぜひ朝食をとってから飲んでみてください。
③ 起床後1～2時間くらいは、コーヒーは飲まない
起床後1～2時間の根拠には、コルチゾールという大事なホルモンについて知らなければいけません。
コルチゾールというホルモンの話
コルチゾールは、副腎皮質（腎臓の隣の副腎の外側）から分泌されるホルモンです。
このホルモンは、脳を覚醒させる・血糖値を上げるという役割があります。
カフェインはこのコルチゾールの分泌を促す働きがあるため、接種すると目が覚めた感じがするんですね。
飲めば飲むほど目が覚めるのかな？
実は、元気の前借りなのよ！
沢山動けば筋肉が疲れるように、内蔵である副腎皮質もたくさんホルモンを出せば疲労します。
コーヒーを飲んで元気が出たように思えても、ダルさや疲労感があるなら睡眠を多めにとって休みましょう。
睡眠をとることで、副腎皮質も休めることができます。
寝起きがうまくいかないというときは、副腎皮質からうまくコルチゾールが分泌されていないのかもしれません。
眠かったらコーヒー！じゃなくて、睡眠が第一よ！
無理して起きるためにコーヒーを飲むのは、体に負担をかけそうだね
コルチゾールについて、なんとなくお分かりいただけたでしょうか？
このコルチゾールは起きる2時間ほど前から分泌量が増え、起きてから1時間後にピークを迎えるといわれています。
コーヒーを起床直後に飲んでしまうと、逆に起きてからのコルチゾールの分泌を阻害してしまう可能性があります。
今やろうとしてたのに！って感じかな？
コルチゾールの分泌が減少してくる起床後1～2時間後くらいが、コーヒーを飲むベストタイミングと考えました。
個人差もあると思うので、体調を見ながら時間や量を調節して、自分のベストタイミングを探ってみてください。
健康な成人の場合では1日当たりカフェインは400mgまでなら、健康への影響がないとされています。
(妊婦さんや授乳中のママさんは、その半分の200mgと考えた方がよさそうです。)
参考：厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ＆A」
コーヒー100ml当たり60mgのカフェインが含まれているので、600mlくらい飲んでも大丈夫ということになります。
1杯が200mlなら3杯分ということですね！
コーヒー以外に、カフェインを含む飲み物（エナジードリンクや紅茶など）や食べ物（ガム・チョコレートなど）を摂取する場合は、その分も考慮しましょう。
カフェインの摂取できる量については、個人差が大きいです。
一般的な値を参考にしながら、自分に合った量を見極めていきましょう。
ちなみに私は1日に1～2杯なので、300mlくらい飲んでるかな？
カフェイン中毒も恐いから、決して一気に飲まないでね
夜によく眠りたいなら、寝る時間の5～8時間前にはコーヒーを飲むことをやめましょう。
3時間も幅がありますが、カフェインの分解にかかる時間は体質によるところも大きいので、結局は体調に合わせて決めるのが1番です。
目安として5～8時間の間で調節してみてください。
逆に昼寝の前はコーヒーを飲んでおくことで、短時間でスッキリ起きられますよ
この人、いつも昼寝してるからなぁ
コーヒーとコルチゾールの関係など調べていて、なるほど～となったのでまとめてみました。
コーヒーについては良し悪し含めていろいろな意見があり、健康に良い面もありつつ、頼りすぎてはいけない面についても知ることができました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
