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産後のひどい手荒れでお悩みではありませんか?
赤ちゃんが生まれると、休まず育児が始まります。
オムツを替えるたびに手を洗い、洗濯物は毎日毎日たくさん出ます。
哺乳瓶は洗わなければならないし、睡眠はろくに取れないし。
気づけば手荒れは進行し、とても痛い状態に。
ハンドクリームをこまめに塗るといいことはわかっていても、
赤ちゃんに大人のハンドクリームがついてしまいそうだし、
また家事をするとすぐ取れてしまうし、難しいですよね。
そこで本記事では、ハンドクリームをこまめに塗ること以外でできる対策を6つご紹介します。
ハンドクリームをこまめに塗ること以外でできる6つの対策をご紹介します。
すべてできなくても、できるものを取り入れてみて手荒れが改善するか様子をみてみてください。
- 家事のときは、なるべく手袋をする
- 洗剤を変える
- 防水の絆創膏を貼る
- オムツのメーカーを変える
- 寝る前にはハンドクリームを塗る
- 1日、2日、水仕事を人にまかせるorサボる
1つずつ詳しくみていきましょう。
洗剤はもちろん、水を触ることでも手荒れは悪化します。
手荒れが起こっている肌は、外部の刺激から肌の内部を守る表皮が傷ついた状態です。
刺激が繰り返されることで、さらにダメージが増え悪化してしまいます。
なるべくアカギレや水疱など痛みが出る前に対処しましょう。
食器洗い・手洗いの洗濯もののときには、なるべく炊事用のゴム手袋を使いましょう。
料理の際には、手洗いを減らすために使い捨てのビニール手袋を利用しましょう。
できる限り、水・洗剤と手が直接触れる機会を減らします。
食器洗い・洗濯・手洗いなど、日常生活で洗剤を使う場面はたくさんあります。
界面活性剤の割合が少ないもの、成分ができるだけシンプルなものを選ぶと肌への刺激を減らせます。
界面活性剤の割合が少ないもの
界面活性剤は肌の脂も落とすので、割合が高いほど手の乾燥につながります。
洗剤の裏面に割合が表記されているので、確認してみてください。
洗浄力が高いものは界面活性剤の割合も高くなるので、
使い勝手も考慮して自分の生活に合ったものを選んでください。
成分ができるだけシンプルなもの
洗剤の成分によって、合うか合わないか個人差があります。
手荒れがひどいときには、できるだけシンプルな成分のものを選ぶことを心がけましょう。
下の比較表は、一般の店舗で販売されている洗濯洗剤Aと洗濯洗剤Bの成分を並べました。
洗濯洗剤A
- 水
- 界面活性剤①(純石けん分)
- 界面活性剤②(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
- 安定化剤(エチルアルコール)
- アミノ酸系金属イオン封鎖剤
- クエン酸 pH調整剤
- 香料
洗濯洗剤B
- 水
- 界面活性剤①(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)
- 界面活性剤②(ヒドロキシアルカンスルホン酸塩とアルケンスルホン酸塩からなる混合物)
- 界面活性剤③(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩)
- 界面活性剤④(脂肪酸塩)
- 界面活性剤⑤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)
- 安定化剤①(ブチルカルビトール)
- 安定化剤②(フェノキシエタノール)
- 安定化剤③(クメンスルホン酸塩)
- 分散剤①(アクリル酸塩系共重合物)
- 分散剤②(セルロース系ポリマー)
- 抗菌剤
- 香料
- 酵素
- 着色剤
洗濯洗剤Aは「漂白剤・蛍光剤・着色料 無添加」と表記があるもの。
洗濯洗剤Bは「最高の洗浄力」がキャッチコピーの洗剤です。
どちらが特別悪いという訳ではありませんが、手荒れがひどい場合、
手に触れる成分の種類が多いとどれが自分に合うか合わないか判断することが難しくなります。
無添加と表記があっても、人によっては肌に合わない場合もあります。
なるべくシンプルな配合のものを利用して、自分に合うか確認してみましょう。
手荒れがひどくなって、切れてしまったときの対処です。
赤ちゃんのお世話で大変でも、傷だけは保護しましょう。
傷がさらに悪化して、炎症を起こすと大変つらいです。
キズパワーパッドのような湿潤養生の商品もありますが、私はどうしても剥がれてしまって使いこなせません。
温めてから貼ると、少し剥がれにくくなるようです。
私は防水の絆創膏を剥がれない・剥がすときに痛みがないという点でオススメします。
オムツのメーカーはたくさんありますね。
何気なく、安い!かわいい!と選んだものをなんとなく使い続けていませんか?
生まれたてのときには1日に10回以上オムツ替えたりしませんか?
ついつい頻度も高いので安さを基準に選んでしまいますが、手荒れがひどいときには紙製品も手への刺激になります。
頻繁に鼻をかむときに保湿ティッシュを使用しないとヒリヒリしてしまいませんか?
あんな感じです。
できれば店頭などで肌触りを確認してみて、摩擦抵抗が少ないものを選んでみてください。
手荒れがよくなったら、以前のオムツも使ってしまいましょう。
ハンドクリームをこまめに塗ること以外でできる対策ですが、
寝る前の家事の時間があくタイミングだけでもハンドクリームを塗りましょう。
寝かしつけ前のドタバタで忘れてしまうと思うので、
思いついたときに枕元にスタンバイさせておきましょう。
手荒れの状態別にハンドクリームの選び方をまとめました。
皮膚がかかとやひじのように硬くなっているようであれば、尿素配合のハンドクリームを使用しましょう。
ただ、継続して使用を続けると肌のターンオーバーが速くなり、バリア機能が低下するので、
状態が改善したら、ビタミン配合のものか、その他のハンドクリームへ変えましょう。
また、炎症を起こしている・傷がある場合も尿素配合のものはしみるので避けてください。
赤ちゃんのお世話には休みがありませんよね。
家事もこれから先ずっと続けていくことなので、周りに頼るor自分で調節してサボることが必要です。
案外1日、2日休むだけで、手荒れが軽減することもあるので試してみてはいかがでしょうか?
1番は一緒に住む家族に水仕事をまかせられるといいですが、
実際、難しいことが多いかなと思います。
その場合は、道具に頼ったり、未来の自分にまかせて、思い切ってサボるというのも手です。
- 料理はしない。レトルトで済ます。レンチンで乗り切る
- 包丁ではなく、ハサミでなんとかする
- 食器はできるだけ使い捨てで済むものにする
- 子どものエプロンも使い捨てのものにする
- 洗濯物も1日サボる
- 洗濯物は全てためると大変なら、大きいものだけ片づける
- 子どもの汚れ物、すぐ洗わないとまずいものだけ片づける
- 手洗いも最小限にする
- 子どもの身の回りの汚れも、使い捨てウェットティッシュで済ます
- とにかく水仕事が最小限になるように工夫する
毎日家事をしていると、手はずっと刺激を受けることになるので、手荒れにはよくないです。
手を労りながら、お子さんと思い切ってのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?
私が手荒れに悩んでいて、使用感がよかったものをご紹介します。
ゴム手袋|エステー ファミリービニール中厚手 指先強化
エステーの「ファミリービニール中厚手 指先強化」を愛用しています。
ゴムの柔らかさや内側に毛があるのでベタつかず、気に入っています。
1度、内側に綿手袋が内蔵されている別メーカのものを使用してみましたが、
手のムレがひどいことと、よく内側を濡らして乾かすのが大変だったので戻しました。
よくスーパーやドラッグストアにあるので手に入りやすいことも魅力的です。
ハンドクリーム|資生堂 尿素10%クリームとアベンヌ 薬用ハンドクリーム
ハンドクリームはお店に行くとたくさんの種類が並んでいますね。
私は塗った後にベタベタするものが苦手なので、ハンドクリーム自体が苦手です。
せっかく塗ったのに手を洗ってしまうことも多かったです。
いろいろと試して「資生堂 尿素10%クリーム」と「アベンヌ 薬用ハンドクリーム」、
この2つは気にいって使用しています。
ドラッグストアでもよく目立つところに陳列されているので、名前だけでもご存知の方は多いかなと思います。
2つとも塗った後によく馴染むので、ベタベタ感は少ないです。
その後の肌もとても潤うのでオススメです。
「資生堂 尿素10%クリーム」は名前の通り、尿素配合なので、
指先の硬いささくれなど、硬さがなくなってきたら、
「アベンヌ 薬用ハンドクリーム」へ切り替えるようにしてください。
洗濯洗剤|洗濯用せっけん シャボン玉スノール
シャボン玉石けんの「洗濯用せっけん シャボン玉スノール」がオススメです。
石けんの洗剤がお気に入りで、ドラッグストアでも探しますが、あまり置いてないです。
塗れた洗濯物を干した後、よく手がカサカサしていて、なんでかな?と不思議に感じていました。
それが、石けんの洗剤を使い始めてから気にならなくなりました。
恐らく、ゆすいだ後の洗濯物に残っている洗剤で手が乾燥していたのでしょう。
なかなか洗濯物を干すときまで手袋をする人は少ないかなと思うので、
手荒れが気になるときには、洗濯の洗剤も変えてみてはいかがでしょうか?
妊娠中だって大変だったのに、産後まで不調があるの?
と思うかもしれませんが、あるんですね。
産後はホルモンの影響で肌の調子が安定しません。
赤ちゃんのお世話がプラスされた生活で、手洗いの頻度も以前より多くなっていませんか?
手を洗う石けんも、洗剤です。
汚れがひどくないときまで、洗浄力の高いものを使う必要はありません。
手に優しい生活を心がけましょう。
最後になりますが、症状が長引く、つらい、しんどいときには、医師に相談しましょう。
赤ちゃん・子ども連れで大変かと思いますが、症状が深刻になると生活に影響します。
早めに対処していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。